お知らせ
子宮頸ガン予防ワクチンについて
子宮頸ガンはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発生します。感染は性交により起こりますので、初交経験前の中高生にワクチン接種することが有効な予防になると考えられています。感染自体は性交があると80%の女性に発生しますが、その90%は自然に消滅しますので性病扱いはしません。ワクチンは3回接種で約20年効果があります。ワクチンとその後の子宮がん検診により死亡はもちろん、子宮を失う女性も激減すると期待されます。子宮頚がんの患者さんの年齢は30歳から35歳にピークがあり、出産の多い年齢と重なります。ぜひワクチンでの予防を考えてください。
昨年から積極的勧奨再開となりました。16歳の3月まではこれまでも無料でしたが、令和7年3月までキャッチアップ接種(平成9年生まれまで)も無料になりました。性経験の有無を問いません。地域の保健センターにお尋ねください。(2価・4価ワクチン)
日本では年間2800名もの女性が命を落としている疾患です。10代の世代に正しい知識を持っていただけるよう伝えていきます。
一昨年から15-16歳の接種者が着実に増えてきています。令和3年3月から9価ワクチンも発売されています。令和5年4月から9価ワクチンも公費になりました。キャッチアップ接種も無料です。
初回のワクチン時にはご予約をお願いします。